詳しい素材内容
「ごんぎつね」-心情曲線のデジタル共有と協働学習による深い学び-
- 作成者
- 和山 孝行 ( 大多喜町立大多喜小学校 )
- 使用アプリケーション
- Excel, Teams
- カテゴリー
- 使いたいアプリケーションで選ぶ, コミュニケーションで選ぶ, おすすめメイン, 目的で選ぶ, シーンで選ぶ, 学校種別・学年で選ぶ, 学校種別・科目で選ぶ, Excel, Teams, 先生と児童/生徒, 児童/生徒同士, 教材づくり, 使えるテンプレート, ノウハウ, 時間短縮・効率化, 授業, 小学校, 小学校, 小学4年生, 国語(小)
- 登録日
- 2024年10月4日
説明・活用ポイント
国語の授業におけるICTの活用は、児童の理解を深めるだけでなく、現代社会で求められるデジタルスキルの習得にもつながります。特に、「ごんぎつね」を通じた心情曲線の活用は、感情の変化を直感的に捉え、深い学びを引き出す強力なツールとなります。
「ごんぎつね」は、登場人物の繊細な感情の動きを読み取ることが求められる作品です。この教材を通じて、児童が登場人物の心情を深く理解し、その理解を基に表現力を養うことが非常に重要です。そこで、Excelを活用して「ごんぎつね」の登場人物の心情を数値化し、グラフとして視覚化するデータを作成しました。児童は物語の各場面ごとに、ごんと兵十の気持ちを1(遠い)から5(近い)の数値で評価し、その結果を表に入力します。
さらに、学び合いの場面では、グループで互いの心情曲線を共有し、意見を交わすことができます。Excelのドロップダウンリスト機能を使って友達の名前を選択すると、その友達が設定した数値が表に反映され、同時にグラフにも追加されます。これにより、児童は自分の解釈を他者と比較しながら、自身の理解を深め、根拠となる叙述を基にした対話が促進されます。この活動を通じて、児童は抽象的な感情の変化をより具体的に捉えられるようになります。